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ダボス会議ー国境なきグローバルなオペレーションを追求する動き

ビジネスをやる上で知ることが必要

ダボス会議はビジネスを実行する上で、知るべきである。

それは、ダボス会議がいまや、第二の国連と言えるだろうからである。

ダボス会議は、国家への忠誠を必要としないし、国境を障害と見なし、

国家権力を遺物と見なし、グローバルなオペレーションだけが必要だと見なす人の集まりであることだ。

ダボス会議の設立

ダボス会議は1972年に設立された。

それは、戦後の銀行支配であったブレイトンウッズ体制が終わったところの、

ニクソンショックの翌年に設立されたのである。

アメリカの支配がおわり、新たなる支配秩序が求められたのである。

1963年のローマクラブが発端である。

設立者はチャールズシュワッブである。

スイスの実業家であり、ウラン濃縮で大儲けした経営者である。

あくまでもプライベートな財団であり、運営費は協賛企業1000社からの

寄付で運営されている。世界のグローバルな企業の経営者団体である。

開催時期は、スイスでは冬に開催され、夏は、中国の大連と天津で交互に開催さえるのである。

なぜ、中国での開催かというと、チャールズシュワブの親分はアメリカの

国務省の重鎮のキッシンジャーであるからである。

キッシンジャーはニクソンを連れて中国訪問を実現。

このときから中国の発展が始まった。

 

成長の限界という本を読んでみよう。

 

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ダボス会議の主催者は資本家といえよう

ダボス会議の主張

1)関税を取っ払え

2)税金を安くしろ

3)移民を受け入れろ

つまり、国境をなくし、移民を受け入れ、グローバルな企業が活動しやすくし、

資本家が儲かるようにしようとしているのである。

先進国の成長は終わり、新しい産業を起こすべき

今までの先進国の産業は古く、資本効率が落ちたので、あたらしい第四次産業革命を起こして、

古い産業を新産業に転換させるという資本主義の論理の追求である。

では、第四次産業革命とは何か?

1)太陽光や風力発電などの環境産業

2)AI 革命

3)自動運転

4)IOT  インターネットオブシングス

これをステイクホルダー資本主義という。

あたらしい民主主義を標榜

いままでの一般庶民による、民主主義でなく、あたらしい資本主義のステイクホルダーに

よる民主主義を標榜する。ステイクホルダーはいまいち不明である。

経営者が動かす資本主義による政治という意味だろう。

エリート主義にみえるけどね。

いままでの国連に変わるダボス会議という位置づけである。

2020年 グレートリセット 宣言

人口爆発と環境汚染を解決すべく、今までのやり方を大きく変えるという、グレートリセットを2020年に宣言した。

これもいまいちわからないけどね。

 

実行部隊の教育

ダボス会議の主張を実行するために、

世界中の40代までの学者、経営者、政治を集めて教育するという、

ヤンググローバル教育を行っているようだ。

具体的な名前はネットで調べてほしい。

マスコミに出ている人が多いいですね。

古い産業を捨てさせる方法

古い産業を見捨てる時には、環境団体を使うようである。

ダボス会議からは環境団体には資金がいくようである。

そして、マスメディアを使って、動画を撮らせているようだ。

いいれいが、牛肉やめてコオロギ食えなどがいい例である。

総合判断すると、広告灯がシュワッブであるといえよう。