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ドル円の160円説の解説

ドル円が円安が継続している。

この理由は日本経済の構造問題である。

日本経済が弱まっているのだね。

 

1)貿易収支赤字続き

ウクライナ戦争を契機に、原油や天然ガスが急騰。

日本は資源を輸入に頼る。

 

2)財政赤字空前の赤字

コロナ騒ぎで給付金などをばらまいて財政赤字が半端ない。

 

3)日本周辺の緊張の高まり

ウクライナの戦争でロシアが強行になっていて

日本の北海道周辺にきな臭い噂もでている。

 

4)インフレなのに金融緩和継続

日銀はアメリカが金利上昇なのにも関わらず

金融緩和継続を発表。

 

5)日米金利格差拡大

アメリカが金利上昇するのに日本の金利は低下継続で

日米金利差が拡大し円安要因となる。

 

6)少子高齢化 人口減最大

日本は少子高齢化が継続している。

人口減も過去最大を記録。

国力が弱まり円安要因。

 

7)労働人口減少 上がらぬ給料

労働人口が減少しており国力は弱まる。

給料も上がらず経済は弱いので円安要因。

 

8)日本企業活力低下

日本企業は昭和の頃に比較して

活力が弱まっている。

円高時にアメリカや中国や東南アジアに

工場移転。いまでは海外企業に技術移転して

半導体産業や家電産業なども手放しており

国力は弱まっている。

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インバウンドへの注力から円安は継続しドル円は160円へ

円安を契機にしたインバウンド景気に政府も地方自治体も

注力しており、円安が是正されない経済体質になってしまった日本。

日本が円高になったのは、1985年のプラザ合意である。

当時240円だったドル円が、貿易黒字の日本に先進各国がプレッシャーをかけた

のがプラザ合意。

それを契機に240円のドル円は、1995年には80円まで進行。

現在は円安が進行しているがどこまで行くのだろうか。

日本のファンダメンタルズや構造問題が解決するまでは

円安は継続するだろう。

それではピーク時の240円から80円までの値幅の

半値戻しを考えよう。

値幅は160円なのでその半値は80円である。

よってこのドル円は160円までは円安になると見ていいだろう。

日本の弱体化の原因を治すのは無理だろう。

円安になれば、

1)インバウンドには有利

2)インフレに強い企業が有利

3)株は調整色を強めよう

海外の資産が有利かもね。

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