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誰でもわかるいつでも使える株価理論について
株価理論について
株価は、
どうやって出来上がるかを、
ご存知ですか。
案外わからないから、
マスコミの報道では、
金利があがるとかさがるとか、
どうのこうのという話で惑わされるでしょ。
そこで、
テルが株価理論について述べますね。
株価は簡単に言いますと、
利益を金利で割り引く方式で求められるのですね。
利益は半年から一年先の企業収益の予想なんです。
それを金利で割り引くのです。
公式を示しますとこうなります。
将来(半年一年先)企業の収益の予想÷金利(例えば5%=0.05)
0.05は1を0.05でわると20倍ですね。
だから株価は理論値では企業収益×20倍です。
ここで金利が下がると、
株価が上がる。
金利が上がると株価は下がる。
今のように金利が低いままだと、
将来利益が上がるだろうと予想していると、
株価は上がるんだね。
わかったかな。
日銀が、
株を買うから上がるという、
マスコミの理論があるでしょ。
あれは違うよ。
日銀が、
6兆円12兆円買うと、
2020年3月に決めたけど、
株が上がったのは時期が違う。
上がったのは10月でしたね。
時価総額700兆円あるので、
6兆円つまり1%くらい増やすのでは、
上がらないのですよ。
安倍内閣の大規模景気対策
安倍内閣の対策で、
景気対策をドカーンとやったよね。
4月5月にやって
効いてきたのが10月ですよね。
先を見てちょっと先を読める人が儲かるのですよ。
株価予想2021
過去のPERの推移は
1973年の株価のPERは13倍でしたね。
1989年のPERは60倍だったのですよ。
通常はPERは10倍から20倍が標準です。
現在はPERは17.5倍です。
1989年はPERが異常でした。
現在のPERは正常なんです。
2020年7月から景気回復
20年3月期の
東証一部主要841社連結純利益は、
2020年3月 マイナス28.7%
2021年3月 マイナス2.8%
2022年3月 +42.5%
(楽天証券研究所から引用)
来年度は、
大幅に利益が回復が見込まれるのですね。
バブル崩壊で失われた20年
89年バブル崩壊から20年は失われた20年でした。
そこでその経過を見てみましょう。
【1998−2005の経過】
1)輸出企業は海外生産主体に転換した
2)政府企業をあげて金融危機克服し不良債権処理を完了した
3)政府指導で業界再編や合併やリストラを推進
4)企業は借金返済を行い、今や実質的には無借金も増えている
5)企業は自助努力で省エネ・環境技術に磨きをかけた
このように企業の体質は、
素晴らしく強固になっていった。
【2006−2018の経過】
1)日本の内需産業がアジアへの工場移転でアジアで成長
2)インターネットを使ったIT化・サービス化で経費節減が進んだ
3)今後の利益を生むであろう、
AI・IOT・ロボット活用が行われるであろう
4)海外で巨額M&Aが行われ企業体質が強化された
5)派遣制度の推進や海外研修生制度の推進など
働き方改革で経費節減で利益が増えた
以上で企業が89年と比べて経費節減で利益が強化
されている。