同一労働同一賃金とは
就活の皆さんや転職をする皆さんは、2021年4月からいよいよ中小企業の
同一労働同一賃金が実施されます。
この意味を確認しておきましょう。
同一労働同一賃金の導入は、同一企業・団体におけるいわゆる正規雇用労働者(無期雇用フルタイム労働者) と非正規雇用労働者(有期雇用労働者、パートタイム労働者、派遣労働者)の間の不合理な待遇差の解消を目指すものです。
引用;厚生労働省のHP
厚生労働省の同一労働同一賃金の趣旨説明
は次のとおりです
正社員と派遣社員やアルバイトなどの待遇格差を解消せよ
というものである。
コロナ禍で正社員の待遇は派遣やアルバイトの待遇に
寄せられていくのではないかと危惧しますね。
ボーナスを派遣に年に2回上げる代わりに
その原資は正社員のボーナスを削って行われるでしょう。
家族手当なども、派遣社員やアルバイトに支給するか、
正社員の家族手当を削るか、正社員の家族手当を削って
その原資では派遣社員やアルバイトに家族手当を付与するか。
これからの動向に目が離せませんね。
2018年の非正規従業員は2120万人おり、
労働市場全体の40%もいるのです。
派遣社員がもらえる可能性のあるものは
派遣社員が同一労働同一賃金の実施で
次のような可能性があります。
1)年収が上がる可能性がある
2)ボーナス支給される可能性がある
3)通勤手当や住宅手当が支給される可能性がある
ということは、派遣でも十分家族を養えることになるかも
しれません。
正社員を待つリストラについて
派遣社員などの非正規従業員の待遇改善には
原資が必要です。
そうなると、正社員の厚い優遇策を削って
原資をに練りだす必要があるでしょう。
そうなると、働かないおじさんなどのリストらや
年功序列の廃止や各種手当ての削減なども行われるでしょう。
つまり、
正社員の待遇を、
非正規社員にあわせていくことに
なるでしょう。
正社員に取っては、
茨の道かもしれませんね。
一度入社すれば、
勉強せずとも、出世できる年功序列と
終身雇用で守られてきた正社員の危機といえましょう。
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