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足るを知る者は富む

「足るを知るものは富む」とは中国の春秋時代の哲学者の老子の言葉だ。

満足の知るひとは貧乏でも精神的には満足であるという趣旨。

ニートでもいいと言うことではないかな。

時間を売る労働者は、競争社会の生きざるを得ないので、

ひとより良い給料、より良いポスト、より良いモノを求めて

際限なく努力する。競争社会に生きる限り、足ることを知らないのだ。

この点を老子は指摘したのではないかな。

とくに戦後の日本はプラグマチズムのアメリカの影響で、真面目に働くのが善となり、

永遠の渇望の地獄へ落ちてしまう。

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無職には競争というものがない

労働者の反対のニートである無職には競争という概念はないのですな。

それゆえ、際限なく欲することはなく、まさに老子の足るを知っているのである。

無職には苦痛や心の貧しさはない。よって負け組ではない。

資本主義では無職は勝ち組なのだ。理論の裏付けがある。それは、

高名な経済学者のマルクスは資本論でこのように説いている。

「資本主義の世の中には、人や金を働かせる資本家と、労働力を商品として資本家に

売るしかない労働者の2つに分かれる」

この理論からすると、一般論では勝ち組とされる、官僚、弁護士、医師などは、

労働力を商品として売るしかない負け組に成り下がるのだね。

しかし、無職はどうだろうか?

1)国民に働かせる生活保護者

2)親に働かせるニート

3)金や人を働かせる資本家

つまり、資本主義社会では無職のニートは資本家階級であり、

勝ち組と言えよう。

勝ち組の無職ニートを働かせようとする資本家たち

無職ニートが勝ち組なのだが、それを知られたくない資本家たちは、ドラマや映画などの

映画やテレビ・ラジオなどのマスコミや、国家を使った教育で働くことはいいことだと

洗脳してくるのである。

この無職ニートが勝ち組と思うと、働くひとがいなくなり社会が回らないので

多くの超富裕である本当の資本家階級はテレビやドラマや出版物や教育で

働くことを善とし、働かせるのである。

超富裕層のセレブは資産の運用を専門家に任せたり、財団の理事になって

悠々自適ののんびり生活をやっているのです。

そのようなセレブになりたければ、労働者としてカンバルか、

ホリエモンのように事業を起業して上場して金を稼げというのです。

本当の超富裕層は働かず、クラッシックをやったり、絵を書いたり、

政治家になったりするのです。

無職という名の特権階級においでよ

これが理解できないひとは、いままでどおり労働者として頑張って

我々無職ニートに貢ぎ続けてほしい。

理解できたひとは、すぐに仕事をやめて、無職という名の特権階級、資本家階級に

来てほしい。我々は君を上で待っているのだ。(笑い)

超富裕層の一生は違うのよ

親が超お金持ちの子息は、この気持だろうね。

私立のお坊ちゃんお嬢様学校に執事にベンツで送迎してもらい、

スイスのボーディングスクールに入って、友達は皆、世界中のセレブで、

親はプライベートジェットでスイスに会いにくるのです。

卒業したら世界のトップの私立大学に行き、そこを卒業したら

財団の理事になるのです。そして労働者を使って、のんびり暮らすのです。

結婚あいてはもちろんセレブでしょう。

庶民である労働者階級には到底及ばないのです。

だから皆さんは無職ニートの資本主義階級に来ることを

おすすめします。