JーREIT(不動産投資信託)のデメリット

  1. リターンが低い
    REITの利回りは3%〜5%と比較的安定していますが、現物の不動産投資と比較するとリターンが低くなります。現物不動産投資では自己資金に対して10%〜50%のリターンを得ることが可能で、売却も絡めるとさらに高い利回りを期待できることがあります。これに対し、REITではレバレッジを効かせていてもリターンが3%〜5%しかないため、投資効率が低いです。
  2. 運用コストが高い
    REITでは運用会社に運用を委託しており、その報酬が投資家のリターンを圧迫しています。さらに、REITの多くは大手デベロッパーの関連会社が運用と管理を行っており、系列会社間でのコストが高くなる傾向があります。賃貸管理費や建物管理費が高く、これもリターンを圧縮する要因です。現物不動産投資では、投資家が自ら管理会社を選び、コストを削減する余地がありますが、REITではこれができません。
  3. 価格変動リスク
    REITは上場しているため、株式と同様に日々価格が変動します。これにより、現物不動産投資のように価格変動リスクが小さいという利点がなくなり、毎日価格を気にする必要が生じることがあります。現物不動産では、市場の価格変動を日々意識することなく、長期間保有することで安定した資産運用が可能です。

これらのデメリットを理解した上で、REITに投資するかどうかを判断することが重要です。

 

メリットは少額で買えて配当が得られるだね。